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卒論面接(口頭試問)
提出した卒論内容に関する口頭試問です。試問の様子はこちら。
事前に情報を仕入れておけば怖くない(・・・はず)
同じ日に面接を受ける学友が教えてくれました。「卒論試問 フルボッコ」で検索すると、複数のサイトがヒットするよ・・・と。な~んだ、ボコボコにされるのは私だけじゃないんだ。よかった。上京前、職場の先輩からも言われました。
「大学生の卒論ごとき、教授から袋叩きにされて当たり前。意見を求められたら誇りに思え」と。
これで肩の力が抜けました。
控え室で待機(当日)
一つの控え室に全学科の学生が集まり、事務局が出欠を取ります。服装はスーツ姿の人が多いです。
黒板に、面接を受ける人の学生証番号が所属学科ごとに掲示されます。学生証番号の新しい順から面接が行われ、面接を終えた学生が次の学生を呼び、呼ばれた学生は面接教室まで移動します(まるで死刑台に向かう気分)。待っている間に、事務局から渡された注意事項に目を通します(でも緊張して頭に入らない)。だから事前に公開します。これを読んでおいてください。
試問時間は、人によっても所属学科によっても異なります。控え室で3時間待ち続けている人もいました。待つ時間は予想以上に長いです。喉はカラカラ、冷や汗タラタラ、めまい、呼吸困難、動悸、手の震え・・・地獄のような時間です。地理学科の試問は、午前が自然分野、午後が人文分野でした。
卒面に持参するもの
卒業論文のコピー | 面接の元ネタです。各章毎に付箋を貼っておいたら便利かも。 「あなたの論文の○ページに・・・」という質問が出ます。 |
卒論要旨 | 卒論提出用とは別にまとめたほうが無難。 |
筆記用具 | 質問や指摘内容をメモします。 |
予想問答集 | 質問内容を予測し、答えをまとめておくと慌てません。 |
面接会場では・・・
地理学科の口頭試問は、学生が教卓側、教授が学生用の机に着席して行われます。面接は1対1ではなく、自然分野の卒論なら自然分野の先生方全員、人文分野なら人文分野の先生方全員が基本です。夏に試問を受けた友人は、先生が5人だったそうです(怖すぎる)。面接を受ける学生が多い場合は、先生方が複数のグループに分かれることもあるとか。
冒頭、3分程度で要旨を説明します。卒論提出時に同梱した要旨を読み上げて良い場合と、ダメな場合があります。試問用に簡潔にまとめたものを別途用意したほうが無難です。
要旨説明後、教授達から指摘や質問を受けます。
教授は、担当学生の卒論は事前に読んでこられますが、それ以外の先生方は口頭試問の場でパラパラとページをめくる程度のようにお見受けしました。にもかかわらず、質問や指摘がとても鋭い。
人によって試問時間は異なりますが、私も友人も25分間。佐藤先生は午後から冬スクーリングの授業を持っておられたので、最初から30分程度と決められていたのかもしれません。経済学科や史学科の試問は1時間越えでした。
控え室で待つ間の恐怖に比べたら、口頭試問は楽しく充実した時間でした。先生方の鋭いツッコミも非常に勉強になり、自分が研究者の一人として迎えられたような錯覚すら覚えました。