子どもの頃の謎が解けた
- 2003/3/9
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子どものころから好きなもの。
海、山、空、星、宇宙、船、地図・・・
それぞれ共通点がなく、好きなものを1つに絞れない。1つのことすら追求できない。
私はいったい何がしたいんだろうと、子供心に将来を案じたものです。
自然災害にも興味があり、地震や火山噴火、台風など、
テレビで災害のニュースが流れると、何時間でも画面に噛り付き、
そんな自分を不謹慎に感じたこともありました。
社会人になって胡蝶蘭を育てる機会に恵まれ、
色んな園芸書を読むうち、いつしか自生地の勉強がしたくなり、
選んだ道が、通信教育で地理学科のある大学への進学でした。
入学して約1年、子供の頃に悩んでいたことの答えが出ました。
海 = 海洋・陸水
山 = 地形、地質、地震
空 = 気象
宇宙 = 天文
地図 = 地図
船 = 大航海時代 etc.
どうやら私は「地理学」が好きだったようです。
自然現象と災害の違い、分かりますか? それは、そこに人間が関わるか否かです。
地震にしろ火山噴火にしろ台風にしろ、それは単なる自然現象に過ぎません。
そこに人間が介在するとき、初めて災害となります。
私達には自然現象を止めることは出来ませんが、
災害を、いかに最小限に食い止めることが出来るか、それを考えることは出来ます。
共通点が無いように見えて、1本の線で繋がっていたんですね。