オフラインの温かさ

私は複数のWebサイトの管理人をしています。

学生会のような公のものを除き、個人サイトでは、私の意志を前面に出すようにしています。それは、オンライン(ネット上での付き合い)にオフラインの人間関係を持ち込むということ。

いくら匿名性の高いインターネット社会だからといって、初めて会話する人に、挨拶しなくて良いわけがありません。メールを交わすときは、どこの誰それ・・と簡単で良いので名乗って頂きたいです。

それはさておき・・・

私は一年間、奈良交通(バス会社)のネットモニターをしていました。毎日通勤で利用するバスで、気付いたことをメールで送信するというものです。

一年間の任期が終わり、本日お礼の品(通常、薄謝といわれるものです)が届きました。アンケート回答やモニター協力をすると、こういったお礼を郵送にて頂きますが、この奈良交通はなんと、助役が直接私の自宅まで届けに来て下さいました。

- てっきり郵送で送られてくるものと思ってました -

そういった私に、

- とんでもございません 一年間ご協力頂いた皆様に直接お礼に伺うのが筋というもの -

モニターは、私1人ではありません。今日の奈良市は朝からものすごい雷雨でしたが、こんな悪天候の中、各モニターの自宅へ、こうして足を運んでおられるのには頭が下がります。

直接相手の顔を見ながらお礼を言い合える・・・
昔はこういうのが常識でしたが、いつの間にか大切なことを忘れていたような気がします。

遠くて会えない人とのコミュニケーション手段として、Webの利用は素晴らしいですが、やはり人間は人間らしく、可能な限り表情を見ながら会話するのがベストですね。・・・といいつつ、奈良交通Webサイトのご意見箱から、お礼のメールを送ってしまいました。(^^;)

私の友人は、「オレはアナログを大切にしてるんだ!」と、いつも豪語していますw

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