2012年度 全国地理学専攻学生卒業論文発表大会

  • 2013/3/22
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開催概要

日時 2013年3月19日(火) 9:20~14:40
会場 東京学芸大学 北講義棟 N棟 構内マップ
主催
 日本地理教育学会   ※見学自由

プログラムはこちら

 

2013年3月19日、東京学芸大学で卒論発表大会が行われ、40名の学生が3会場に分かれて発表を行いました。発表者は日本全国からやってくるので、調査地域も全国規模です。通教生は全国に居るので、卒論テーマを決める際に大いに参考になると思います。この卒論発表会は毎年3月に行われます。見学自由ですので、お時間のある方は是非。

私は第一会場の4番目。緊張のため前3名の発表内容はほとんど覚えていません。第一会場は自然系の発表が多かったです。

※写真は私です。学友が撮ってくれました。

 

ボアソナードタワーでの予行演習

発表の二日前に上京し、ボアソナードタワーの教室で、パソコンとプロジェクタを使って漆原先生と学部生を相手に予行演習をしました。先生からズタボロに指摘を受けPowerPointを修正、後はひたすら練習あるのみ。教室には他の先生や学部生も出入りしていて恥ずかしかったですが、練習を重ねるごとに照れは消え、誰がいても、騒がしくても、気にならなくなりました。

一週間ほど前から風邪を引き、練習すればするほど声が出なくなりました。結果、声がほとんど出ない状態で当日を迎えました。前夜「言葉で説明できない分、スライドで説明しては?」と小原先生からアドバイスを受け、急遽スライドを1枚追加しました。

 

発表当日

学芸大学の受付で声が出ない旨を申し出て、マイクを借りることになりました。

発表者は、片手に伸縮式の指示棒(ポインタ)、片手に用意した原稿を持ってPowerPointの操作をしながら説明を進めていきます。私は左手に指示棒、右手にマイクを持ってしまったために両手がふさがり、原稿を持つことが出来ませんでした。

私は第1会場の4番目で、持ち時間は19分(発表15分+質疑4分)。スライドは13枚。1枚を1分で説明するつもりで、テンパッた時のために少し余裕を持たせました。

夢って諦めなければ叶うんですね。ここは私にとって願い続けた夢の舞台。3年掛けた卒論を15分にまとめるのは大変でしたが、何ともいえない感情がこみ上げてきました。最後の質疑応答を迎えるまでは・・・。

気持ちよく発表を終え、いよいよ質疑応答に。嬉しかったのは、声が出ないからといって遠慮されることなく、ビシバシとキツイ質問が飛んできたこと。一人前の人間として認められたような気分でした。肝心の質疑応答はというと、私の準備不足が原因で鋭い質問に動揺し、話の順序がバラバラで、質問者を納得させられないまま質疑が終わりました。大失態です。やり直せるものならやり直したい・・・

 

発表を終えて

私は人前で話すのがとても苦手です。懇親会で乾杯の音頭を取るのもダメ。そんな私が人前で卒論発表だなんて、怖いやら嬉しいやら複雑な気持ちでした。漆原先生の指導はとてもキメ細かくて、最後の最後まで面倒を見てくださいました。緊張せずに、原稿も見ずに発表できたのは、二日間、何度も予行演習させてもらえたお陰です。

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