世界らん展日本大賞2007
- 2007/2/24
- 蘭展
開催期間 2007年2月24日(土)~3月4日(日)
公開時間 午前10時00分~午後6時30分(入場は午後5時30分まで)
会場 東京ドーム(東京都文京区後楽1-3-61)
テーマ ギリシャ神話
入場料 前売り券 1,800円/当日券 2,000円/イブニング券 1,500円
公式サイト http://www.jgpweb.com/
今年17回目を迎える世界らん展日本大賞。今年のテーマはギリシャ神話。
会場正面にあたるオーキッド・ロードも同じテーマで作られています。
ギリシャ神話の蘭「メデューサ」
Orchids from Greek Mythology – ‘Medusa’「メデューサはギリシャ語の「medusa(女支配者)」が語源であり、ギリシャ神話以前においては主たる女神のひとりと考えられていました。
メデューサの首は、古代や中世の建築物の中にその姿を見ることが出来ます。当時の人々は、首の持つ強大な魔力が彼らを災いから守ってくれると考えていたのです。
ギリシャ神話におけるメデューサは、もとは美しい女性でしたが、女神アテナによって怪物に変えられてしまいます。髪の毛は蛇、猪の牙と黄金の翼を持つその姿は、見たものを石師に変えてしまう魔力を持っていました。メデューサは英雄ベルセウスにより退治されますが、ベルセウスはその魔力から身を守るため、鏡にメデューサを映して戦ったのです。メデューサの首は、退治された後もその魔力を失うことはありませんでした。」(世界らん展展示より)展示されているメデューサ
Nanodes medusae(ナノデス属 メデューサ):左、中央
Cirrhopetalum medusae(シルホペタラム属 メデューサ):右
蘭(オーキッド)の語源「オルキス」の紹介(日本初公開)
The Origin of the Word ‘Orchid’ – from the Greek word ‘Orchis’「オルキス属(Orchis)はヨーロッパに原生している蘭科植物です。地中に2つの塊根を持って地上に芽を出し花を咲かせます。ギリシャ語のオルキス(ΟΡΧΙΣ)に由来し、蘭の英語名オーキッド(Orchid)の語源になったといわれています。
オルキスという言葉はもともと睾丸という意味で、この植物が通常2個の塊根(bulb)を持ち、その2個の丸い塊根が男性の睾丸に似ていることからこの名がついたと言われています。」(世界らん展の展示より)※とても小さな株でした。
[:ボックス1:] 審査展示
日本大賞 Den. goldschmidtianum ‘Koizumi’
デンドロビューム ゴールドシュミッディアナム ’コイズミ’
ディスプレイ審査展示
各種活動紹介
[:ボックス1:] 蘭の保護活動の紹介
[:ボックス1:] 蘭の花を育てる運動 報告展示
假屋崎省吾の「蘭の世界」
華道家 假屋崎省吾氏のホームページ
[:ボックス2:] オーキッド・クイーン2007
今年のオーキッドクィーンは女優の黒谷友香さん。
[:ボックス1:] 今年の戦利品
ドームに入ると、展示はさておき一目散に向かうのが販売ブース。ここ数年、私が買う胡蝶蘭は鉢に入ってなくて、袋入り[:汗:]
今年の戦利品は、S.coccinea、Phal.celebensis、Phal.tetraspis、Phal.violacea v.alba、Phal.appendiculata、タイワンクマガイソウ(白)、サギソウの球根、タイワン黄花アツモリソウ
[:ボックス1:] ドームに同行しました
今年から私のメインマシンとなったVAIO。ドームにも同行し、内覧会が終わってすぐにBlogをアップするにも便利です。
[:ボックス1:] お部屋からの夜景
ドームホテルからの夜景は素晴らしいです。この夜景と東京タワー、大学キャンパスを見たいがために、私はいつも高層階皇居側のお部屋を予約しています。
がっ!!![:ぎょ:] 東京タワーの手前に高層ビルが建ってしまい、タワーの頭しか見えなくなってしまいました[:しくしく:]
ただ発見もあって、東京タワーが真正面に見えるせいか、VAIOについてるワンセグのアンテナが5本も立ち、テレビが超快適。コマ送りじゃない滑らかな動画が視聴できました。「花より男子2」を録画予約して、内覧会へGO[:love:]
23日は雨でちゃんと見えなかった景色。
でも翌朝は快晴[:太陽:]
なんと富士山まで見えてしまいました[:チョキ:]
世界らん展の際、過去7年間このホテルに宿泊していますが、富士山を見たのは今年が初めて。聞くところによると、冬の風の強い日にしか見えないんだそうです。とてもラッキーでした。