植え替え(5月~6月頃)

1[1]落として割れてしまった鉢。植え替えには最適期だし、根腐れを起こして株がグラついていたので、これを機に植え替えます。

植え替え前に予め水やりしておくと鉢から抜きやすく、根鉢も崩しやすくなります。

今が植え替え時期(5~6月)でない場合はこちらを参照

水苔の準備

junbi1[1]乾燥したミズゴケはビニール袋に入れ、霧吹きで表面を湿らせます。水苔を少しほぐしてさらに霧吹きでシュー。満遍なくシューしたら袋の口を閉めて一晩寝かせます。翌日、ふんわりした水苔が出来上がります。

ミズゴケに混在するゴミ

ミズゴケに混在するゴミ

ミズゴケには木の葉や枯れ枝などが混在しています。植え替える前に、これらのゴミを取り除いておきます。

今回使用する水苔はこれくらいの長さです。

nagasa[1]

 

鉢選び鉢の大きさは、根の量によって決まります。
水苔は保水力があります。
根の周りに吸収可能な量を超える水があると根腐れします。
水苔の固さ株を持って持ち上げても鉢が落ちない、株がグラ付いたりしない量
寝腐れしていた場合鉢から抜いてミズゴケを取り去り、
根を直射日光に10分ほど当てて殺菌消毒
植え替え後の管理鉢を日陰に置きます。
半月ほど株元への水やりは控え、霧吹きだけ行います。
根は水を求めて伸びます。
複数鉢を植え替える場合ハサミなどの器具は1株植え替える毎に消毒するか、
バーナー等で焼いて殺菌
鉢の再利用たった今抜いたばかりの株を再度植え付けるのはOK。
別の株に利用するのはウィルス感染予防のため絶対に避ける。

植え替え手順


①鉢から抜いて水苔を外す

②枯れたり腐った根を切る

③切り落とした根

④根を整理した株

⑤寝の量に合わせて鉢選び

⑥水苔の繊維を縦にとる

⑦根の隙間に水苔を入れる

⑧鉢に優しく押し込む

⑨鉢に収まった状態

⑩植える位置は鉢の中央

⑪隙間に水苔を足す

⑫ウォータースペースを残す

⑬ラベルも忘れずに

完成

持ち上げても鉢は落ちない
ページ上部へ戻る