用意するもの

揃えておきたいもの

素焼き鉢
水苔
支柱
遮光ネット
温度計

 

hachi植木鉢(素焼き鉢)

size[1]

鉢底に書かれたサイズ

『大は小を兼ねる』とよく言いますが、胡蝶蘭の植木鉢には通用しません。使用するのは1株あたり、2~4号までの鉢がほとんどです。胡蝶蘭の見た目の大きさではなく、根の量に合わせて鉢のサイズを選びます。

 

 

sankaku[1] 鉢による通気性

素焼き鉢(通気性◎)
駄温鉢(通気性△)

sankaku[1] 素焼きが良い理由

市販の胡蝶蘭が綺麗な化粧鉢に植えられているのは見栄えを良くするため。プラスティックや陶器の鉢は通気性がないため根腐れを起こしやすく、初心者は使用しない方が無難です。ビニールポットも外してください。

sankaku[1] 大きな鉢はなぜダメ?

胡蝶蘭は、鉢内に根がいっぱいに詰まって窮屈に感じるくらい生命の危機を与えないと花芽が出来ません。身に危険を感じて子孫繁栄の花を咲かせます。大きな鉢だと根が回るまでに時間が掛かるため、花芽が出るのも遅くなります。

sankaku[1] 鉢選びのポイント

鉢の大きさと根の量がほぼ同じ
水苔無しで根だけ入れても株が倒れない

 

mizukoke植え込み材料(コンポスト)は水苔

nagasa[1]

一般的に水苔(ミズゴケ)を使用します。保水力があるので素焼き鉢とセットで使用します。購入時は乾燥して圧縮されているので、前日から水に浸して柔らかくしておきます(ビニール袋に乾燥水苔を入れ、苔が湿る程度に水を霧吹きします)。水苔は、高価になるほど長さが長くなり、保水力も高まります。長いものは20cm以上にもなります。私たち一般人には園芸店などで比較的入手しやすいニュージーランド産の水苔がお手軽です(ブロック大1,000円前後)。鉢底に入れる「鉢カケ」や「防虫網」は特に必要ありません。

c_pickup[1]他にバーク、水栽培、コルク、籾殻を炭にしたものを使用することもあります。

 

胡蝶蘭は通風が命

senpuki風通しが悪いと胡蝶蘭は病気になります。通風を良くして過湿を防ぎ、蒸れによる病気を減らしましょう。夏に屋外に鉢を出す場合(遮光も忘れずに)は吊鉢にしても良いですね。冬は小型の扇風機や園芸用の内気扇などを使用しましょう。ただし、温風も冷風も直接胡蝶蘭にあてるのは禁物(自然の風は別)。

c_pickup[1]鉢を吊るす方法をご紹介

 

花茎が伸びたら支柱を立てよう

shichu花茎が伸びると太陽に向かって自然に弧を描きます。花の重みで花茎が折れないよう、支柱を立てます。

園芸店の胡蝶蘭は弧を描いた支柱に花茎を沿わせていますが、素人が真似をすると茎が折れる危険があります。素人にも出来る支柱の作り方をご紹介します。

c_pickup[1]支柱を作ろう

net 強い日差しから胡蝶蘭を守ろう

室内に置いた胡蝶蘭ならレースのカーテンで日差しをカットします。屋外に出した胡蝶蘭は遮光ネットを使って夏の強い日差しをカットします。

遮光ネットには様々な遮光率があり、日差しの強さによって50~70%を選びます(50%遮光なら格子状のネットを選択します)。

ondokei最高最低温度計

その名の通り、最高温度と最低温度を教えてくれます。価格は2000~3000円程度。ホームセンターや園芸店で購入できます。園芸用の防水仕様になったものがお薦め。

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