蕾が落ちた

①~④のうち、どれか1つでも該当したら、蕾は落ちます。

①蕾が出来てから、鉢の置き場所を変えた

胡蝶蘭はとても敏感です。蕾が付いた状態で鉢の置き場所を変えると環境に順応できず、蕾は開花せずに終わるか、最悪の場合は落ちてしまいます。鉢の置き場所は一年を通してなるべく同じ場所に定めるか、場所を変える場合は蕾が出来る前に行うのが無難です。根腐れでも花は落ちるようです。

②空調機の風が胡蝶蘭に直接当たっている

花があっても無くても、空調機の風を株に直接当てるのはタブーです。鉢の置き場所を変えましょう。

③最低温度が10℃を下回っている

開花するには最低13℃以上が望ましいです。日中、日に当てたいと思うあまり、夜になっても鉢を窓際に置き忘れるケースが多いです。冬の夜間、窓際はどこよりも一番寒い場所です。夜は窓際から離して段ボールを被せるなどして、保温に務めてください。

④部屋が乾燥している

冬に暖房している室内で乾燥することが多いです。湿度60%以上を維持するのが望ましいですが、室内栽培の場合は困難です(多湿は人間が不快に感じます)。シリンジ(霧吹き)しても、すぐに乾いてしまうでしょうから、水を張ったコップなどを鉢の傍に置くだけでも多少は改善されると思います。

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