軟腐病

夏、葉が水っぽく、速い速度で茶褐色に変化し、腐ったような状態になってきたら軟腐病を疑います。急を要するので、急いで対処します。冬に葉が腐った状態になったら凍傷を疑います。ここでは軟腐病の対処について記します。

現象

葉の表面 葉裏

葉が茶褐色に水っぽく腐り始め、急速に広がります。バナナが腐ったような酸味のある匂いがする場合もあるようです。

 

原因

風の動きが少なく、高温で蒸らしたのが主な原因と考えられます。

用意する道具

ハサミ、スプレー容器、スポイト

用意する薬剤

殺菌剤
展着剤
ストレプトマイシン剤ダイン

 

処置

  1. マイシン剤を400倍に希釈し、展着剤を数滴加えて、スプレー容器で株全体と葉裏に散布する。
  2. ハサミをコンロなどで焼いて消毒し、幹部を多めに切り取る。
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  3. 当面、水は与えず、1の薬剤のみ散布する。
  4. 株の中心部に溜まった薬剤は、こより状にしたティッシュで吸い取る。
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  5. 感染を防ぐため、健康な株から隔離する。
  6. 薬剤散布した後は、日陰の風通しのいい場所に鉢を置く。

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